堺市茶室 伸庵・黄梅庵
茶道天下三宗匠の一人、今井宗久ゆかりの茶室「黄梅庵」と明治・大正・昭和を通じて、数寄屋普請の名匠といわれた仰木魯堂設計の茶室「伸庵」があり、伸庵の立礼席(椅子席)では、気軽に呈茶を楽しめます。
堺市博物館
原始・古代から近世・近代まで堺の歴史と文化をわかりやすく紹介。古墳を学べる展示のほか、百舌鳥古墳群の雄大さを体験できる百舌鳥古墳群シアター(無料)があります。また、百舌鳥古墳群を上空から360度のパノラマで見渡せるVR映像体験(有料)も楽しめます。
堺市役所21階展望ロビー
堺市を360度見渡せる展望台から世界最大級の墳墓「仁徳天皇陵古墳」や遠くは、六甲山、あべのハルカス、生駒山、二上山、金剛山などを眺めることができます。昼間とは雰囲気の違う夜景もおすすめです。
堺伝統産業会館
堺の伝統産業を一堂に集めた施設。刃物の博物館「堺刃物ミュージアム」を併設。週末を中心に実演やイベントも行っています。お土産の種類も豊富です。
さかい利晶の杜
堺が生んだ茶の湯の大成者「千利休」と日本近代文学を切り拓いた歌人「与謝野晶子」を通じて、堺の歴史・文化の魅力を体感できるミュージアム。茶道三千家のお点前により、椅子席でお抹茶とお菓子を味わっていただく立礼呈茶や、千利休屋敷跡に面した本格的な茶室でのお点前体験なども楽しめます。
山口家住宅
江戸時代初期の町家として、全国的にも極めて貴重な建物。伝統産業や季節のしつらい、堺の歴史について展示を行っています。(重要文化財)
仁徳天皇陵古墳
仁徳天皇陵古墳は、鍵穴形をした墳丘の長さが486m、濠を含めた長さが840mもある日本最大の前方後円墳。クフ王のピラミッド、秦の始皇帝陵と並び、世界三大墳墓と称されています。周囲を三重の濠が取り囲み、さらにその外側には10基以上の中小古墳が隣接して造られました。仁徳天皇陵古墳を含む百舌鳥古墳群を将来にわたって保存していくため、世界文化遺産の登録をめざしています。
金岡神社
平安時代の宮廷画家でやまと絵の祖といわれる巨勢(こせ)金岡を祀る神社。難波大道は難波宮から南にまっすぐ伸び、金岡神社のあたりで竹内街道につながったと云われています。
開口神社
行基が境内に念仏寺を建立し、空海が宝塔を建てたので「大寺」とも呼ばれています。西鳥居のとても大きな親子狛犬は迫力満点です。阿吽が一般とは左右逆なのも珍しいです。
大阪市立自然史博物館
長居植物園の園内の一角にあり、大阪の生いたちや、縄文・弥生時代人の自然とのかかわりなど、最近の発掘調査をもとに興味深く展示・解説されている自然史系の専門博物館です。大阪府下で出土した恐竜の骨格標本や各種の貴重なコレクションがあり、規模は国立科学博物館に次ぐものとなっています。特に、恐竜の骨格標本やナガスクジラの骨は迫力満点です。
なにわの伝統野菜の碑
江戸時代「天下の台所」と呼ばれた大阪には、たくさんの伝統野菜があるのをご存じでしょうか?「なにわ伝統野菜」は100年以上前から栽培されている大阪独自の品目です。大阪市内には「なにわ伝統野菜」の碑が各所にあります。珍しい野菜の碑を探してみては?
今川堤の花の道
東住吉区の杭全2丁目から中野3丁目まで続く、今川堤の緑道。花の紹介とそれにまつわる風俗や習慣、遊び方を解説した歌碑を探しながら楽しくウォーキングできます。
天王寺公園
1909年に開園した園内には、大阪市立美術館や純日本庭園の慶沢園、大坂の陣本陣跡の茶臼山といった名所があります。また、2015年にはエントランスエリアを“てんしば”としてリニューアルし、都心ではまれな約7,000㎡の芝生広場は多くの方で賑わっています。
天王寺動物園
1915年に、日本で3番目の動物園として開園し2015年で100周年を迎えます。約11haの園内には、ゾウ・ライオン・チンパンジーなどをはじめ、天王寺動物園でしか見ることのできないニュージーランドの国鳥・キーウィや池の中の魚を捕って食べるスナドリネコ、人気者のコアラなど、およそ200種900点を超える動物が飼育されています。
緑の一里塚
一里塚は、かつて街道を旅する人々にとって里程の目印であり、塚上の木がつくりだす木陰は一服の休憩場所でもありました。2013年、竹内街道敷設1400年を記念して、地域のみなさんとの協働で大阪市、堺市、松原市、羽曳野市、太子町の街道沿いに「緑の一里塚」が整備されています。
大阪歴史博物館
古代から現代に至るまで、フロアごとに様々な時代の大阪の姿を紹介する体験型の博物館。館内では豊富な実物資料や映像が見られるほか、大阪城や難波宮跡を一望することもできます。
四天王寺
飛鳥時代の代表寺院で聖徳太子により創建されました。賑わう境内は国指定史跡で、本坊方丈、六時堂など、重要文化財も数多くあり、公開されている本坊庭園も見ものです。
大阪城
豊臣秀吉がつくり、秀頼の時代「大坂夏の陣」で焼け落ちた天守閣は、徳川幕府によって再築されますがその後に落雷で再び焼失。現在の天守閣は1931年に市民の寄付によって完成したものです。
難波宮跡公園
大化改新にともなう難波遷都以来約150年間、難波宮は日本の古代史上に大きな役割を果たしました。長年にわたる発掘調査の結果、前期・後期二つの時期の難波宮跡が、中央区法円坂一帯の地にひろがっていることが明らかになり、現在、内裏・朝堂院などの中枢部が、国の史跡に指定されています。
ASUCOME(あすかむ)
明日香村での独立・経営を目指すお店が集まるチャレンジショップ。明日香村産の旬の食材を使った飲食店や、飛鳥をモチーフにした土産店など、オリジナリティあふれる魅力的なお店が揃っています。施設外には、飛鳥京跡を一望できる万葉展望広場、周辺には、万葉文化館、飛鳥寺、酒船石遺跡など観光スポットが密集しており、明日香めぐりの一拠点としてもご利用いただけます。
夢市茶屋
石舞台古墳のそばにある、木の香りとぬくまりに包まれた農村レストラン。地産地消をモットーに、古代米や村内で採れた季節の野菜を地元のお母さんたちが手間暇かけて調理しています。冬には明日香村の郷土料理である飛鳥鍋も登場。鶏肉と地元野菜を使った牛乳ベースの鍋料理をお楽しみいただけます。また、1階は農産物直売所「明日香の夢市」があり、明日香村の採れたての野菜や果物、特産加工品をお買い求めいただけます。
古代衣装体験
約1400年前に飛鳥の都が置かれていた明日香村で、古代衣装を体験いただけます。飛鳥時代の古墳や遺跡が数多く点在し、昔ながらの原風景が拡がる明日香村で、古代衣装に身を包んで歩けば、気分は古代人。衣装は1着からでも貸出可能です。
いちご狩り
毎年1月~5月に明日香村内に15箇所ある農園が開園し、いちご狩りを楽しむことができます。品種は、「赤い宝石」と呼ばれる奈良県産「あすかルビー」で、明日香村を代表する特産品です。寒い冬でもあたたかいハウス内なので、雨の日でも安心。車椅子の方も入園可能で、子どもから大人まで楽しめます。甘みと酸味のバランスが絶妙で、摘みたてのフレッシュないちごをぜひ、ご堪能下さい。<30分間食べ放題・完全予約制>
キトラ古墳壁画体験館 四神の館
キトラ古墳とその壁画をわかりやすく楽しく学んでいただける体験型の施設です。キトラ古墳の石室内には、世界最古の天文図や、天の四方を司る神獣「四神」(玄武、朱雀、白虎、青龍)が描かれています。極彩色の古墳壁画は、国内ではキトラ古墳壁画と、同じく明日香村にある高松塚古墳壁画のみで、実物は期間限定で、特別公開時に見ることが出来ます。四神の館では、その他、勾玉づくりなどの古代体験プログラムも充実しています。
稲渕棚田
奈良県で唯一「日本の棚田百選」にも選ばれている稲渕集落の棚田は、知る人ぞ知る写真撮影スポットです。初夏には夕景が素晴らしく、秋には彼岸花が咲き誇り、黄金に輝く稲穂とのコントラストが見事です。彼岸花が咲く時期には、毎年「彼岸花まつり」が開催され、棚田のあぜ道にユニークな案山子が立ち並ぶ案山子コンテストも行われます。また、棚田を含む周辺地域は、2011年に国の重要文化的景観に選定されています。
橘寺
聖徳太子誕生の地とされ、太子建立七大寺の一つです。名称は、垂仁天皇の命により不老不死の果物を取りに行った田道間守が持ち帰った橘の実を植えたことが由来とされています。本堂にはご本尊の聖徳太子坐像(重要文化財)が安置されています。境内に残る花形の柱穴の塔心礎や、往生院の華の天井画は必見。そのほか境内には、一つの石に善と悪の二つの顔ももつ石造物「二面石」があります。春と秋には、聖倉殿が特別公開されます。
甘樫丘
飛鳥の中心にある標高148mの緩やかな丘で、頂上からは大和三山や藤原京を一望することができます。かつては、蘇我馬子・入鹿親子が権勢を示すために丘の麓に居宅を築いたといわれています。付近一帯は国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区として整備され、遊歩道には万葉集にもうたわれた万葉植物が植えられており、季節の花々を楽しむことができます。
飛鳥寺
6世紀末、蘇我馬子によって建てられたと伝えられる日本最古の本格的仏教寺院です。鞍作鳥の作という本尊の銅造釈迦如来坐像は、日本最古の仏像で、重要文化財に指定されており、「飛鳥大仏」の通称で親しまれています。毎年4月8日には、お釈迦様の誕生をお祝いする「花会式」が行われます。この花会式が日本で最初に行われたのが飛鳥寺と言われています。
石舞台古墳
蘇我馬子の墓と伝えられる石舞台古墳は、日本最大級の石室をもつ明日香村を代表する古墳です。7世紀初めの築造で、1辺約50mの方墳でしたが、早い時期に墳丘の盛り土がはがされ、巨大な横穴式石室がむきだしになりました。昭和27(1952)年には国の特別史跡に指定されています。春には周囲の桜が満開となり、夜桜ライトアップの期間には、普段見ることの出来ない幻想的な石舞台古墳の風景を楽しむことができます。
植山古墳
丸山古墳の東側に位置し、丘陵の南側斜面に築かれた長方形墳です。南側に開く2基の横穴式石室が設けられています。石室の中には扉を設けるための閾石があり、扉やその壁の一部が近くの「八咫烏神社」「春日神社」「素戔鳴命神社」の境内にある踏み石などに使われています。推古天皇と竹田皇子の墓との説があります。