岩屋同様、大阪と奈良との府県境にある二上山を越える岩屋越え沿いにあり、奈良時代に二上山麓の岩盤を掘り込んで造られた日本では珍しい「大陸風」の石窟寺院である。寺跡中心には十三重の石塔と岩窟に彫りこまれた線刻の三尊仏坐像が残っている。